食塩水 食塩水に食塩を加える 【スーパー天秤法】 [食塩水]
4%の食塩水230gにさらに食塩を10gとかすと、何%の食塩水になりますか。
新米パパの算数教室の食塩水を初めてご覧になる方は 食塩水【基礎編】 をどうぞご覧下さい。
前回、異なる食塩水を混ぜる問題で、スーパー天秤法を学習しました。
>> 食塩水 異なる濃度の食塩水を混ぜる 【スーパー天秤法】
今回は、食塩水同士ではなく、食塩水に食塩を溶かす問題です。 ですが、スーパー天秤法をそのまま使えますよ。
説明が長くなりましたが、やっている事は簡単です。
図の描き方
1. 直線を引き、左上に 薄い食塩水の濃度 ・ 右上に濃いの食塩水の濃度を書く
今回は 濃い食塩水とは食塩そのもの !! つまり 100%の食塩(水)と考えます よって、左上に 4% , 右上に 100%
2. 左下に 薄い食塩水の重さ ・ 右上に濃い食塩水(今回は食塩)の重さを書く
左下に 230g , 右下に 10g
3. 濃度の差を計算して、直線の上に書く
100% - 4% = 96%
4. 直線を天秤に見立てると、腕の長さが 96 (濃度の差) であり、錘が 230g , 10g の天秤に見える
5. 天秤がつりあう支点の場所を考えると、左右の腕の長さは左右の錘の重さに反比例するので、
(左の長さ) : (右の長さ) = (右の重さ) : (左の重さ) = 10g : 230g = 1 : 23
6. 腕全体の長さが、96であったから、腕を 1 : 23 に分けると、支点は 左から 96 × 1 ÷ ( 1 + 23 ) = 4 の部分にある
7. 左は 4% なので、視点の場所は 4% + 4% = 8%
8. よって、求める食塩水の濃度は 8% … Ans.
ポイントは >>
食塩は 100% の食塩水だとする !!
この事だけです。
それでは、次に 食塩水に水を加える場合を見ていきましょう。
今回 食塩が100%の食塩水だって事は、水は何%の食塩水と考えれば良いのでしょうかね??
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