食塩水 食塩水に水を加える 【スーパー天秤法】 [食塩水]
3%の食塩水200gに水100gを入れると、何%の食塩水になりますか。
新米パパの算数教室の食塩水を初めてご覧になる方は 食塩水【基礎編】 をどうぞご覧下さい。
前回、異なる食塩水を混ぜる問題で、スーパー天秤法を学習しました。
>> 食塩水 異なる濃度の食塩水を混ぜる 【スーパー天秤法】
今回は、食塩水同士ではなく、食塩水に水を溶かす問題です。 この問題も、食塩を溶かすときと同様、スーパー天秤法をそのまま使えますよ。
説明が長くなりましたが、やっている事は食塩水同士を混ぜる時や、食塩水に食塩を加える時と同じです。
図の描き方
1. 直線を引き、左上に 薄い食塩水の濃度 ・ 右上に濃いの食塩水の濃度を書く
今回は 薄い食塩水とは水のことです、つまり0%(塩の入っていない)の(食塩)水と考えます よって、左上に 0% , 右上に 3%
2. 左下に 薄い食塩水の重さ(今回は水) ･ 右上に濃い食塩水の重さを書く
左下に 100g , 右下に 200g
3. 濃度の差を計算して、直線の上に書く
3% - 0% = 3%
4. 直線を天秤に見立てると、腕の長さが 3 (濃度の差) であり、錘が 100g , 200g の天秤に見える
5. 天秤がつりあう支点の場所を考えると、左右の腕の長さは左右の錘の重さに反比例するので、
(左の長さ) : (右の長さ) = (右の重さ) : (左の重さ) = 200g : 100g = 2 : 1
6. 腕全体の長さが、3であったから、腕を 2 : 1 に分けると、支点は 左から 2 の部分にある
7. 左は 0% なので、視点の場所は 0% + 2% = 2%
8. よって、求める食塩水の濃度は 2% … Ans.
ポイントは >>
水は 0% の食塩水だとする !!
この事だけです。
それでは、次に 塩と水から食塩水を作る場合を見ていきましょう。
なんだか基本に戻っているみたいですが、この事を知っておくと何かと便利なので学習しておきましょう。
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